伝統を装い巡るのは、 美と恋にまつわる由緒深い寺院
伝統を装い巡るのは、 美と恋にまつわる由緒深い寺院
秋も徐々に深まる京の街。 古都の自然は、青々としたエネルギッシュな様子から、黄や赤へ移ろい彩り豊かに。 今回は「ダイヤモンド京都ソサエティ」のスタッフが、 京都ならではの女子旅&SNS映えスポットをご紹介します。
秋も徐々に深まる京の街。古都の自然は、青々としたエネルギッシュな様子から、黄や赤へ移ろい彩り豊かに。今回は「ダイヤモンド京都ソサエティ」のスタッフが、京都ならではの女子旅&SNS映えスポットをご紹介します。
自分好みの着物を着て 京の街を散策しよう
自分好みの着物を着て 京の街を散策しよう
芸術の秋を京都で過ごすのなら、装いから美しく。京都・岡崎にある平安神宮からほど近い「京ごころ」の和装体験は、気軽に街歩きができるプランから、ハレの日や大切な席へおでかけするプランまで幅広く用意されています。ベテランの着付け師が着付けてくれるのも嬉しいポイント。一人ひとりにあわせて、装いを整えサポートしてくれるので、着物初心者の方や外国人の方でも安心してお任せできます。また「京ごころ」では、さまざまな日本の文化体験ができるのも魅力のひとつ。茶道や華道、書道など日本に伝わるさまざまな文化を、それぞれの道に精通した講師の方の指導を受けながら体験できます。伝統をとことん体感する非日常のひとときを過ごすのも良し、薫り高い京文化の秋風を感じに街散策へ出かけるのも良し。自分好みの京の旅を、「京ごころ」からスタートしてみましょう。
DATA
京ごころ
- 【電話】075-585-5671
- 【住所】京都府京都市左京区聖護院円頓美町17 京都ハンディクラフトセンター西館 3F
- 【定休日】不定休
- 【営業時間】10:00~17:00
- 【交通】ホテルより車で約5分
- 【公式サイト】https://www.kyo-gokoro.com/
平安に生きた絶世の美女現代の襖絵へとよみがえる
平安に生きた絶世の美女現代の襖絵へとよみがえる
和の雰囲気を身にまとったら、京都の中心部から東へむかい、山科へ。小野御霊町に静かに佇む古刹「隨心院」は、平安の都に生きた美しい歌人・小野小町が晩年を過ごしたと言われる地に建立された寺院。奥書院に整然と並ぶ狩野派の絵画や、安置される卒塔婆小町像、そして小町の恋にまつわる数々の旧跡からは、悠久の歴史による深さと、小町の伝承に対する敬意を感じられます。境内の歩みを進め、表書院に行きつくと、忽然と姿を現すのが、「極彩色梅匂小町絵図」(ごくさいしきうめいろこまちえず)。京都絵描きユニット「だるま商店」が描いたこの作品は、「千年の時を経てもなお、人々はあなたのことを忘れていない。」ということを、小町へ伝えたいという想いを込めて制作されたそう。CGによる細やかで、華やかな色彩表現はまさに極彩色。かつての小町の生きた世界を煌びやかに映し出します。 美と恋と歴史。今秋はこの3つを感じ、学ぶ旅に出かけてみてはいかがでしょう。
DATA
小野小町ゆかりの門跡寺院 真言宗善通寺派大本山 隨心院
- 【電話】075-571-0025
- 【住所】京都府京都市山科区小野御霊町35
- 【営業時間】9:00~17:00(受付終了は16:30)
- 【拝観料】大人:500円、小人(中学生):300円
- 【交通】ホテルより車で約30分
- 【公式サイト】https://www.zuishinin.or.jp/