香り高い日本茶と静寂の禅寺で心身を整える
香り高い日本茶と静寂の禅寺で心身を整える
今回は、日本の文化や伝統美に触れ、リフレッシュできるスポットを「ダイヤモンド京都ソサエティ」のスタッフがご案内します。
今回は、日本の文化や伝統美に触れ、リフレッシュできるスポットを「ダイヤモンド京都ソサエティ」のスタッフがご案内します。
挽き立ての抹茶で楽しむ くつろぎのお茶時間
挽き立ての抹茶で楽しむくつろぎのお茶時間
のれんをくぐると、店内に漂うお茶の香りに、ほっと落ち着きます。
1875年に創業した「柳桜園茶舗」は、店舗奥で石臼挽きされた抹茶を中心に、日本茶を取り揃える専門店。その茶葉は宇治の契約農家で丹精込めて栽培されたものです。「抹茶は鮮度が高いほどおいしい」と、石臼で挽き上げたばかりのものを提供し、茶の湯ゆかりの大徳寺、三千家御家元にも贔屓にされています。営業部長の大槻伸二さんの「抹茶をいただくと、だんだん気分が穏やかになりますよ」との言葉どおり、余韻をひく豊かな香りと深い味わいは、“くつろぐ”という感覚を思い出させてくれます。
抹茶の他に、香ばしい「かりがねほうじ茶」やお茶の甘みを感じる煎茶も人気。スタッフに好きな香りや味を伝えて、好みのお茶を探すのもおすすめです。
枯山水を眺めて自分と向き合う
枯山水を眺めて自分と向き合う
建仁寺は、1202年に創建された京都最古の禅寺。所蔵の文化財はもちろん、禅寺らしい庭園も見どころです。「大雄苑」は、敷き詰めた白砂に景石をバランスよく配した枯山水様式の庭園。石や砂紋で、山に降り注いだ雨が川となり、海へ流れる様をダイナミックに表現しています。「雨粒の最初の一滴は見る人の志そのもの。今、自分はこの流れのどこにいるのかと、庭を見ながら自分と向き合う方もおられますよ」と僧侶の浅野俊道さん。砂紋の行き着く先にある円形が表すのは「悟り」。簡潔で美しい庭に向き合い、心静かな時間を過ごせます。
DATA
建仁寺
- 【電話】075-561-6363
- 【住所】京都府京都市東山区大和大路 四条下ル小松町 584
- 【営業時間】10:00~17:00
- 【定休日】 4月19・20日、6月4・5日、
- その他、法要などによる臨時休寺日あり
- 【交通】ホテルより車で約10分
※掲載の内容は、記事公開時点のものです。変更される場合がありますのでご利用の際は事前にご確認ください。
※料金は原則として消費税込みの金額を記載しております。店内飲食商品は標準税率10%、持ち帰り商品は軽減税率8%となりますが、原則として標準税率 10%を含んだ料金を記載いたします